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フェイスブックCEO、一般データ保護規則の世界適用は未定 Mark Zuckerberg doesn’t like the EU’s strict new data rules enough to use them everywhere

フェイスブックCEO、一般データ保護規則の世界適用は未定

フェイスブックのCEO(最高経営責任者)は、新しいデータ規則を欧州以外の地域では「考え方」として使うつもりだという。

欧州連合(EU)は厳格な新しい一般データ保護規則(GDPR)を5月に施行する予定だ。規則には透明性、承諾、データ処理に対する骨太な政策が含まれている。フェイスブックも欧州内ではこの規則に応じざるを得ないが、米国内でも同様の規則を適用すべきだと考える人もある。

ロイター通信の報道によると、マーク・ザッカーバーグCEOは一般データ保護規則の一部を利用して、新しい世界規模のデータ利用指針を策定する予定だと話した。「この件に関しての詳細はまだ明らかにできません」と述べつつ、「方向性としては、そういうことです」と付け加えた。

おそらく「方向性」の話は批評家をなだめるのには十分ではない。フェイスブックの巨大なデータス・キャンダルをきっかけに、より厳格な規制を求めている議員もいる。データ・スキャンダルの悪影響はすでに訴訟の乱発をもたらしている。

実際には、フェイスブックとそのデータ処理に関して、どのような規制を適用するべきかは、まったく分かっていない。EUの規則は厳格で堅苦しいが、ザッカーバーグCEOは「具体的なプロセスを定めるより、ガイドラインの方が良い」とすでに述べている

ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe] 2018.04.05, 13:57
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