KADOKAWA Technology Review
×
発表!MITテクノロジーレビューが選ぶ
2022年のイノベーター14人。
【12/15 Summit開催】

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

AMD製チップに重大な欠陥、イスラエル企業が公表
Fritzchens Fritz | Flickr
Researchers say they’ve found serious security flaws in some AMD chips

AMD製チップに重大な欠陥、イスラエル企業が公表

イスラエルのサイバーセキュリティ企業であるCTSラボ(CTS-Labs)は、AMDのプロセッサー「ライゼン(Ryzen)」「エピック(Epyc)」に複数の欠陥を見つけたと公表した。

プロセッサーの保護された領域にアクセスして、ハッカーがマルウェアをインストールしたり、暗号鍵のような機密データを盗んだりできるというものだ。見つかった13種類の脆弱性が影響するプロセッサーは、デスクトップ、ノートブック、サーバーで使われている。

研究者は複数の欠陥リストを公開しているが、悪用されやすい技術的な詳細については公表を控えている。CTSラボはAMDに対して公表のわずか24時間前に通知しており、宣伝効果を狙っているのは明らかだ。ほとんどのセキュリティ研究者は、欠陥を公表するまでに通常90日間の猶予をメーカーに与えている。AMDは現在、報告を精査しており、顧客保護を約束している。

2018年の初めに「スペクター(Spectre)」「メルトダウン(Meltdown)」と呼ばれる重大なセキュリティ上の欠陥が、インテルとARMのプロセッサー、それに数は少ないがAMDのプロセッサーでも発見されたことは記憶に新しい。これらの問題では、欠陥を修正することでコンピューターの処理速度が低下するという問題も生じた。AMDはまた1つセキュリティの大問題に直面し、事態に頭を痛めている。

マーティン ジャイルズ [Martin Giles] 2018.03.14, 11:47
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る