KADOKAWA Technology Review
×
マガジン刊行記念「Vol.1 AI Issue」を新規購読でプレゼント。
さらに割引も。

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

ネットの嫌がらせがなくならない理由は「定義できない」から
This Question Helps Reveal How Slippery Online Harassment Is to Define

ネットの嫌がらせがなくならない理由は「定義できない」から

米国のシンクタンク、ピュー研究所の新しい調査は、なぜソーシャル・ネットワークが嫌がらせの問題をめったに明確にしないのかについて、ヒントをくれている。

調査で設定した状況はこうだ。アリスはボブと意見が合わない。アリスはそれをクレアに伝え、クレアはオンラインに投稿する。ボブは意地の悪い、下品なメッセージを受け取り、その後、個人情報を晒され、脅かされる。さて、ボブは嫌がらせを受けたのだろうか。

ピュー研究所の調査によると、この質問に対して89%の人が「ボブは嫌がらせを受けた」と回答している。しかし、一連の状況で、いつ嫌がらせが起きたのか、あるいは、適切な処置をするのはいつが良かったのかに対して、一致する意見はなかった。人種とジェンダーの問題が含まれると、反応はさらに変化に富んだものになった。

ネットでの嫌がらせを撲滅しようとするのであれば、嫌がらせとは何か、発生はいつか、何をすべきかについて合意する必要がある。つまり今のところ、ネットでの嫌がらせの撲滅は高望みだということを示唆している。

ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe] 2018.01.12, 8:55
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020AI Issue

技術動向から社会実装の先進事例、倫理・ガバナンスまで、
AI戦略の2020年代のあたらしい指針。

詳細を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
マガジン刊行記念 15%OFF
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る