
Wi-Fiセキュリティ規格に14年ぶりの新版 「WPA3」発表
無線ネットワークはたいていの場合、安全ではないことはよく知られている。だが、最新の情報によると、新たな希望が見えてきた。
現在ほぼすべてのWi-Fiネットワークを保護しているWPA2プロトコル(2004年に策定された規格)には脆弱性が存在することが、2017年10月、研究者によって明らかになっている。
そうした中、Wi-Fiアライアンスは、新しいセキュリティ機能を備えた新プロトコル「WPA3」を2018年後半に発表すると明らかにした。Wi-Fiアライアンスは、アップル、インテル、シスコなどの大手企業が参加する業界団体である。
WPA3では、脆弱なパスワードの場合でもより安全にWi-Fiネットワークが使えるようになるほか、画面のないデバイスでも強力なセキュリティを簡単に設定できる機能が追加される。また、公衆無線LANのユーザーも、データを暗号化して通信できるようになる。
- 参照元: Wi-Fi Alliance
