KADOKAWA Technology Review
×
年間購読料20%オフ & マガジン1冊プレゼントキャンペーン 実施中!

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

「みんなの意見」からスピーチを自動作成、IBMがCESで披露
IBM Research
You can now help IBM’s debating AI come up with its speeches

「みんなの意見」からスピーチを自動作成、IBMがCESで披露

IBMは人工知能(AI)ツール「プロジェクト・ディベーター(Project Debater)」を、一般向けに初めて公開した。

プロジェクト・ディベーター計画は、AIソフトウェアを使って、テキストを解析して議論を構築するものだ。1月8日にラスベガスで開幕したCESでは、プロジェクト・ディベーターを基礎としたクラウドソーシング型の議論プラットホーム「スピーチ・バイ・クラウド(Speech by Crowd)」がお披露目された。スピーチ・バイ・クラウドは、ある発案に対する賛成意見と反対意見を収集し、寄せられた意見を基にスピーチを巧妙に作り上げる。このシステムは、2月にサンフランシスコで開催されるIBMの最大イベント「THINK 2019」カンファレンスで、ディベートの世界チャンピオンとの対決が決まっている。

IBM基礎研究所(IBM Research)は、米国のクイズ番組「ジェパディ!」に挑戦したワトソン(Watson)システムの後釜として、2011年からプロジェクト・ディベーター用のAIソフトウェア開発に取り組んでおり、2017年6月にその内容をはじめて明らかにした。

プロジェクト・ディベーターは、以前は人間特有の技能だった「議論する能力」を、AIが身に付けはじめていることを示すさらなる証明である。だが、MITテクノロジーレビューのウィル・ナイトAI担当上級編集者が説明するとおり、このシステムは自分が何について話しているのか、より幅広い文脈については理解していない。

IBMは、議論をまとめたり結論を導き出したりするためのツールとして売り込んでおり、議会や学界、法曹界、さらにはビジネス分野での普及を目指しているという。

シャーロット・ジー [Charlotte Jee] 2019.01.09, 10:18
Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
年間購読料 20%OFF
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る