KADOKAWA Technology Review
×
自動運転のキーパーソンが集結「Future of Society Conference」11/30開催! チケット販売中 「Future of Society Conference」
11/30開催! チケット販売中
AIには「常識」が足りない
DARPA新コンペの狙い
知性を宿す機械 The US military wants to teach AI some basic common sense

AIには「常識」が足りない
DARPA新コンペの狙い

人工知能(AI)の強力な手法である深層学習を使ったシステムでも、未だに愚かな誤りを繰り返している。その大きな理由の1つが、「一般常識の欠落」だ。米国防高等研究計画局(DARPA)は、AIの重大欠陥を改善すべく、新たなコンペを実施することを発表した。 by Will Knight2018.10.15

どんな用途であれ、人工知能(AI)は必ずと言っていいほど人を笑わせるような誤りを犯すものだ。「誰かと一緒にディナーを食べること」と「誰かをディナーとして食べることと」を混同する翻訳アルゴリズムによる滑稽な誤りは、その典型例と言える。

だが、AIが、車両の自動運転や医療診断、知識情報をもとにした生死に関わる判定などの重大な状況にますます利用されていることを考えると、失敗はもはや笑い事では済まない。そこで、米国防総省の研究機関である米国防高等研究計画局(DARPA)が現在、AIのもっとも根本的な欠陥である「一般常識の欠落」に取り組んでいる。

「一般常識は、人工知能における暗黒物質(未知の物質)です」と語るのは、シアトルを拠点にAIの限界を探求する非営利研究団体「アレン人工知能研究所」のオレン・エツィオーニCEO(最高経営責任者)だ。「ちょっと言いにくいことですが、AIに一般常識が欠落している影響は至る所で見て取れるはずです」。

DARPAの新たな「マシン・コモンセンス(MCS)」プログラムは、AIアルゴリズムに以下に示すような質問の意味を理解することを求める競技会を開催する予定だ。

コンピューター・プログラムがこの質問に取り組むためには、光合成の仕組みをある程度 …

こちらは会員限定の記事です。
無料登録すると1カ月10本までご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月150本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月150本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
2018.11.30
外苑前TEPIAホール
FUTURE of SOCIETY
自動運転のトップ研究者と都市デザインのスペシャリストが集結
100年ぶりの「移動手段の進化」が社会や人々の生活にどのような変化をもたらすのか?自動運転が創り出す未来を産業界・アカデミック界のキーパーソンとともに考える、MITTR発のテクノロジー・カンファレンス。
Special Guest原研哉
チケット好評発売中
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る