KADOKAWA Technology Review
×
動画、ロボット、マルチモーダル——生成AIの次のトレンドは?
【6/26開催】イベント申込受付中!
火星探査車の加速度計を重力計に転用、「工夫」が生んだ新発見
Nasa
ニュース 無料会員限定
Hacking a Mars rover’s tools has unearthed new insights into the planet

火星探査車の加速度計を重力計に転用、「工夫」が生んだ新発見

2012年に火星に着陸したキュリオシティ探査機は、元々搭載しているツールをハックして別の用途に使えるようにすることで、いまでも新しい発見を続けている。熱い議論が戦わせられている特殊な地形の形成について、謎を解明する手がかりとなるデータを得ることができた。 by Erin Winick2019.02.07

キュリオシティ(Curiosity)探査車は2012年に火星に着陸した。この探査車はそれ以来、火星の岩石中の有機炭素や大気中のメタンなどを発見したが、それらの測定にはずっと同じツールを使用してきた。遠く離れた別の惑星では、ツールセットを刷新するのも簡単ではないのだ。

このほど、キュオリシティの既存ツールをハックして新たな種類のデータを得られるようにすることで、火星に関する新たな発見があった。2月1日付けの『サイエンス(Science)』に掲載されているように、センサーの1つをうまく作り変えることで、火星のゲール(Gale)クレーターやマウントシャープ(Mount Sharp)の形成に関する新たな手掛かりが得られたのだ。

ゲールクレーターとマウントシャープの形成については熱い論争が繰り広げられてきた。山頂 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。2024年も候補者の募集を開始しました。 世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を随時発信中。

特集ページへ
MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2024年版

「ブレークスルー・テクノロジー10」は、人工知能、生物工学、気候変動、コンピューティングなどの分野における重要な技術的進歩を評価するMITテクノロジーレビューの年次企画だ。2024年に注目すべき10のテクノロジーを紹介しよう。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る