KADOKAWA Technology Review
×
運転者の表情や声から感情を検出、メディアラボ発の新興企業
知性を宿す機械 無料会員限定
Your next car could have a built-in road-rage detector

運転者の表情や声から感情を検出、メディアラボ発の新興企業

MITメディアラボからスピンアウトしたスタートアップ企業が、自動車の運転者の表情や仕草、音声から、運転者の感情を認識する研究を進めている。車外だけに目を向けるのではなく、車内にも目を向けた、包括的な自動車用人工知能(AI)システムの開発に役立てたいとしている。 by Karen Hao2019.04.03

もしクルマがドライバーの眠気を感知して、カフェインを少し補給するために、コーヒーショップに連れて行ってくれるとしたらどうだろう?あるいは、運転中の怒りを感知して、落ち着かせるためにお気に入りの曲をかけてくれるとしたら?

マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボからスピンアウトした、感情検出テクノロジーを開発するスタートアップ企業、アフェクティバ(Affectiva)の質問の一部だ。アフェクティバは、運転中の怒りから旅の途中で即興で口ずさむ歌に至るまですべてを記録するプログラムを通じて、ドライバーの振る舞いに関する膨大な量のデータを収集したという。

「当社は車外だけに目を向けるのではなく、車内にも目を向けた、包括的な自動車用人工知能(AI)システムを求めています。AIに、車内にいる人々の精神や感情の状態を認識させたいのです」。アフェクティバでAI研究担当部長を務めるタニヤ・ミシュラは、MITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTechデジタル(EmTech Digital)」の壇上でこう語った。

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.6
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.6世界を変えるイノベーター50人

mRNAがん治療の事業化を目指す起業家、日本発の量子コンピューター技術を提唱する研究者、グーグルが採用した人工音声を開発した技術者、中国の次世代人工太陽の理論モデルを確立した科学者——。
MITテクノロジーレビューが選んだ、世界のイノベーター35人と日本発のイノベーター15人を一挙紹介。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る