元バイドゥの主任研究員であるアンドリュー・エンが立ち上げたスタートアップ企業 「ランディングAI( Landing AI)」は、新しい職場監視ツールを開発した。必要な距離を守らずに同僚に接近した際に警報を発するツールだ。
ランディングAIは4月16日、新たに開発した「社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)検知機」を披露するデモ映像をブログに投稿した。画面の左側には市民が町を歩いている映像、右側には1人1人を点として示した鳥瞰図を表示し、市民同士が近付きすぎると赤色になる。ランディングAIは工場の製造現場などの職場環境での使用を想定しており、 フォックスコン(Foxconn)をはじめとする顧客企業の要望に応じて開発したとしている。
社会的距離検知機は既存の監視カメラシステムに容易に組み込めるが、社会的距離を破った人に通知する方法は依然として検討中だという。 たとえば、従業員同士が互いに近づき過ぎてすれ違った時に警報音を鳴らす方法などがあ …
- 人気の記事ランキング
-
- AI can make you more creative—but it has limits 生成AIは人間の創造性を高めるか? 新研究で限界が明らかに
- Promotion Call for entries for Innovators Under 35 Japan 2024 「Innovators Under 35 Japan」2024年度候補者募集のお知らせ
- A new weather prediction model from Google combines AI with traditional physics グーグルが気象予測で新モデル、機械学習と物理学を統合
- How to fix a Windows PC affected by the global outage 世界規模のウィンドウズPCトラブル、IT部門「最悪の週末」に
- The next generation of mRNA vaccines is on its way 日本で承認された新世代mRNAワクチン、従来とどう違うのか?