KADOKAWA Technology Review
×
AudioMook: The Wall of Renewable Energy storage has come so far

聴くMITTR:「再エネの壁」エネルギー貯蔵はここまできた

今週のオーディオ・ムック(β)は、送電網向け蓄電池に賭ける米国発ベンチャー企業の最新動向と、欧州が投資を進めているグリーン水素インフラの動向についてレポートする。 by MIT Technology Review Audio Studio2022.04.27

脱炭素社会の実現へ向けて、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入が各国で進んでいる。だが、こうした自然頼みの再生可能エネルギーは電力の安定供給が難しく、需要に応じた供給を増やすことも難しい。そこで、再生可能エネルギーを主力電源にするために欠かせないのが、蓄電池や水素などの送電網向けの大規模なエネルギー貯蔵技術だ。

今週のオーディオ・ムック(β)は、送電網向け蓄電池に賭ける米国発ベンチャー企業の最新動向と、欧州が投資を進めているグリーン水素インフラの動向についてレポートする。

MITテクノロジーレビューは毎週、旬のテーマを設定し、編集部がピックアップした記事を「オーディオ・ムック(β)」として音声化してお届けします。家事や運動をしながら、通勤しながら、手がふさがっていても記事が読める「聴く」MITテクノロジーレビューをお楽しみください。

なお、本コンテンツは音声合成技術で作成しているため、一部お聞き苦しい点があります。ご容赦ください。感想は@techreviewjp まで。

今週の収録記事

MIT発のプラスチック電池ベンチャーが製品投入、送電網向けに照準

MIT教授らが創業した蓄電池スタートアップ企業「ポリジュール(PolyJoule)」が第一弾の製品を発表した。比較的安価に製造でき、安全性に優れているといい、送電網用蓄電池としての普及を目指す。

ソフトバンクも買う 巨大「鉄フロー電池」、 再エネシフトの切り札なるか

風力発電や太陽光発電がさらに普及するためには、大規模な蓄電設備が欠かせない。安価で豊富に存在する鉄や塩、水を主な材料とする鉄フロー電池は、クリーンエネルギーの無害な貯蔵方法として期待が高まっている。

欧州が先行する「グリーン水素」は化石燃料の代わりになるか?

水素はこれまでも、化石燃料の代替物質として常に注目されてきた。欧州各国では「グリーン水素」を精製し、各地に供給するネットワークの構築が始まっている。

人気の記事ランキング
  1. Meet the people who use Notion to plan their whole lives 生産性マニアが「Notion」で生活の95%を回す理由
  2. A chatbot that asks questions could help you spot when it makes no sense チャットGPT、「質問付き」回答で騙される人が減ることが判明
  3. This abundant material could unlock cheaper batteries for EVs 中国企業が続々発表、ナトリウムイオンはEV電池の主流になるか?
MITテクノロジーレビュー オーディオ・スタジオ [MIT Technology Review Audio Studio]日本版 オーディオ・スタジオ チーム
MITテクノロジーレビューは毎週、旬のテーマを設定し、編集部がピックアップした記事を「オーディオ・ムック(β)」として音声化してお届けします。
生成AI革命

自然な文章を生成するチャットGPT(ChatGPT)/GPT-4などの大規模言語モデル、テキストから画像を生成できるDALL·E 、Stable Diffusion、Midjourneyなどの拡散モデルの登場は、私たちの生活やビジネスを大きく変えようとしている。
人工知能(AI)の新時代を牽引する「生成AI(ジェネレーティブAI)」革命の最前線を追う。

記事一覧を見る
人気の記事ランキング
  1. Meet the people who use Notion to plan their whole lives 生産性マニアが「Notion」で生活の95%を回す理由
  2. A chatbot that asks questions could help you spot when it makes no sense チャットGPT、「質問付き」回答で騙される人が減ることが判明
  3. This abundant material could unlock cheaper batteries for EVs 中国企業が続々発表、ナトリウムイオンはEV電池の主流になるか?
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.10
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.10世界を変えるU35イノベーター2022年版

人工知能(AI)/ロボット工学、インターネット、通信、コンピューター/電子機器、輸送、持続可能性、生物工学など幅広いテクノロジー領域で活躍する2022年の日本を代表する若手イノベーター14人、米国・中国・欧州などで活躍するグローバルのイノベーター35人を一挙紹介する。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る