KADOKAWA Technology Review
×
コネクティビティ 無料会員限定
Widespread Ransomware Attack Hits U.K. Hospitals

Windows XPを使い続ける医療機関に「身代金」要求のリスク

英国の多数の病院がランサムウェアの攻撃を受けた。セキュリティ意識の低い医療機関の目は覚めたかもしれないが、ランサムウェアに感染してしまうと、おとなしく振り込み要求に従う以外にほとんどなす術がないのが現状だ。 by Jamie Condliffe2017.05.15

英国各地にある多数の病院がランサムウェアによる攻撃を受けてデータをロックされ、解除したければ金を振り込むようハッカーに要求されている。

ガーディアン紙によると、英国・イングランドの国民保険サービス(NHS)系の病院が、5月12日に攻撃を受けたという。今回のサイバー攻撃は、コンピューターやネットワーク上のデータを暗号化し、アクセスを遮断するものだ。ユーザーが身代金(ランサム)を支払うまでデータが利用できなくなり、身代金は通常ビットコインで振り込むように要求される。ガーディアン紙の取材に対し、NHSのIT担当職員は以下のように述べた。

「午後12時30分頃、電子メール・サーバーがクラッシュする被害がありました。続いて、多数の臨床システムと患者システムがダウンしたとの報告が相次ぎました。ビットコインによる支払いを要求するポップアップ・メッセージのウイルスにネットワークが感染し、PCにアクセスするには300ドルを支払うように要求されました。このポップアップ・メッセージは消せません」

今回の攻撃がどの程度の規模かはいまだ不明だが、ガーディアン紙によると、少なくとも6カ所のNHS系病院が攻撃を受けており、その多くが多数の関連病院を運営している。攻撃を受けた病院の中には緊急患者の安全を確保するため、患者を転院させるところも出ている。 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.3/Spring 2021
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.3/Spring 2021Innovation Issue

AI/ロボット工学、コンピューター/電子機器、輸送、ソフトウェア、インターネット分野で活躍する13人の日本発のイノベーターを紹介。併せて、グローバルで活躍する35人のイノベーターの紹介と、注目のイノベーション分野の動向解説も掲載しました。
日本と世界のイノベーションの最新情報がまとめて読める1冊です。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る