KADOKAWA Technology Review
×
【9/30締切】新規購読料15%オフ
キャンペーン実施中。詳しくはこちら。
暗号通貨のやり取りの新しい形「分散型取引」とは何か?
Daniel Zender
コネクティビティ Insider Online限定
Cryptocurrency Exchanges Can Be Pretty Sketchy Places. The Solution? A Blockchain, of Course

暗号通貨のやり取りの新しい形「分散型取引」とは何か?

現在の暗号通貨の多くは分散型台帳を採用しているにもかかわらず、ユーザーは通貨を保管したり、交換したりするのに伝統的な取引所を利用している。ブロックチェーン技術を使うことで、暗号通貨の取引そのものを分散化しようとする動きが進んでいる。 by Mike Orcutt2017.12.20

もしおカネの未来が分散化されたものだとしたら、現在の暗号通貨の取引所は、まだ過去から抜け出せていない。

サトシ・ナカモトはビットコインとともに、ブロックチェーンと呼ばれるビットコインの分散型台帳を作った。銀行のような信頼できる中央当局がなくても、価値単位を取引できるようにするためだ(「ビットコインとは何だったのか?」を参照)。しかし、ほとんどの暗号通貨の利用者は今なお、自分たちのおカネを保管するためにオンライン取引所を信頼しており、取引所のオペレーターにおカネを詐取されたり、ハッカーにデジタル・コインを盗まれたりするリスクを放置したままだ。実際、ハッカーによる被害はかなりの頻度で起こっている。

法定紙幣と暗号通貨でやり取りをするためには、当面の間、伝統的な取引所が必要だろう。しかし、人々が自分の財産をよりコントロールできるような、暗号通貨の別の取引モデルが可能だというテクノロジストもいる。その答はビットコインそのものにある。ブロックチェーンを用いることで取引を分散化するのだ。

このアイデアは、いわゆるスマートコントラクトに依るものだ。スマートコントラクトとは、ブロックチェーン内に保存可能なソフトウェア・コードであり、プログラムに従って取引を管理するために用意する。たとえば、友達にいくらかの暗号通貨を、特定の日時に自 …

こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
マガジン刊行記念 15%OFF
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020AI Issue

技術動向から社会実装の先進事例、倫理・ガバナンスまで、
AI戦略の2020年代のあたらしい指針。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る