KADOKAWA Technology Review
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A biotech CEO explains why he injected himself with a DIY herpes treatment live on stage

ステージ上でいきなり注射、過激派DIYバイオハッカーの言い分

バイオテック企業アセンダンス・バイオメディカルのCEO(最高経営責任者)が、バイオハック会議の壇上で遺伝子治療薬と称するDIY治療薬を注射し、その様子をネット中継した。「遺伝子療法を民主化するため」としているが、専門家は危険な行為だと批判している。 by Emily Mullin2018.02.08

テキサス州オースティンで2月4日に開催されたバイオハック会議。ステージに登場したアーロン・トレイウィックは、ズボンを下ろした。自身がCEO(最高経営責任者)を務めるバイオテック企業、アセンダンス・バイオメディカル(Ascendance Biomedical)が作った実験的なヘルペス治療薬を太ももに注射したのだ。

この模様はすべてフェイスブック・ライブで中継された。科学というよりパフォーマンスアートのようであり、自己実験に興味を持っている会場いっぱいの人々でさえ、半信半疑の面持ちであった。

今回のトレイウィックCEOの行動は、バイオハッカーによる自己投与の最新の一例だ。バイオハッカーはほとんど医療経験が無いにもかかわらず、インターネットで入手したDNA鎖から治療薬と称するものを作り出している。

複数の専門家はこうした治療方法は効果が疑わしく、むしろ危険でさえあると呼びかけている。米国食品医薬品局(FDA)は昨年11月、「DIY」遺伝子治療薬に対する警告を出した(「DIY遺伝子療法キットは「違法」、 FDAとバイオハッカーが対立」を参照)。

28歳になるトレイウィックC …

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