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セキュリティ研究者に朗報、マルウェア検出AIの訓練データセット
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With this tool, AI could identify malware as readily as it recognizes cats

セキュリティ研究者に朗報、マルウェア検出AIの訓練データセット

進歩の速いマルウェアに対抗するための取り組みとして、人工知能(AI)の利用が進んでいる。4月に公開されたマルウェア検出AIの訓練用の大規模データセットは、こうした取り組みの助けとなるだろう。しかし同時に、AIに検出されないマルウェアを作成するのにも役立つ一面を持つ。 by Jackie Snow2018.05.23

ランサムウェアからボットネットまで、マルウェアは無限と思われるほどさまざまな形態をとり、しかも際限なく増殖している。コンピューターをマルウェアから保護する人たちもがんばってくれてはいるものの、猛攻撃に溺れかけている。そこで、強力な助っ人として目を向けられているのが、人工知能(AI)だ。

ただし、1つ問題がある。機械学習には膨大な量のデータが必要なのだ。コンピューター・ビジョンや自然言語処理などであれば、大規模なオープンソースのデータセットが利用できるからその点は大丈夫だ。そうしたデータセットを使って、たとえば猫はどういう見た目をしているかとか、ある単語が他の単語とどのように関係しているかといったことをアルゴリズムに学習させられる。だがマルウェアの世界には、これまでのところ、そんなものは存在しなかった。

サイバーセキュリティ企業であるエンドゲーム(Endgame)は4月後半、エンバー(EMBER:Endgame Malware Benchmark for Research)と呼ばれる大規模なオープンソース・データセットを発表した。エンバーは無害なファイルと悪質なファイルからなる100万以上ものWindows互換の実行ファイルのデジタル表現を集めたデータセットだ。 …

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Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

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MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020SDGs Issue

今、世界中の企業や機関の技術者・研究者たちが各地で抱える社会課題を解決し、持続可能な世界の実現へ向けて取り組んでいる「SDGs(持続可能な開発目標)」。
気候変動や貧困といった地球規模の課題の解決策としての先端テクノロジーに焦点を当て、解決に挑む人々の活動や、日本企業がSDGsを経営にどう取り入れ、取り組むべきか、日本が国際社会から期待される役割について、専門家の提言を紹介します。

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