KADOKAWA Technology Review
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ザッカーバーグが開発者会議で語ったこと、語らなかったこと
“Safety,” yes; “sorry,” no: What Mark Zuckerberg did—and didn’t—say in his F8 keynote

ザッカーバーグが開発者会議で語ったこと、語らなかったこと

大量の情報流出で揺れるフェイスブックのトップは開発者を前に何を語るのか? 注目された年次カンファレンス「F8」でのザッカーバーグCEOの発言を振り返る。 by Rachel Metz2018.05.12

5月1日にフェイスブックが開催した開発者向けの年次カンファレンス。マーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)は、数週間前に連邦議会で説明したばかりの巨大なデータスキャンダルを無視することなく、サードパーティ・アプリの開発者たちを安心させようとしていた。

カリフォルニア州サンノゼでのステージで拍手に包まれたザッカーバーグCEOは、これまでを「強烈な1年」であったと振り返った。1月にはアルゴリズムの変更が主要なパブリッシャーに影響を及ぼし、2月には1日あたりのアクティブ・ユーザーが初めて減少に転じ、3月にはおよそ8700万人のユーザー・データがケンブリッジ・アナリティカに不正に流出していたことが発覚した。そして4月、ザッカーバーグCEOは議会で証言した。

だが、世界の関心をよりポジティブな方向に向けるために、ザッカーバーグCEOはいつものF8カンファレンスと同様に、数々の新製品や新機能を紹介した。紹介されたものは、フェイスブックからメッセンジャー、インスタグラム(Instagram)、ワッツアップ(Whatsapp)、それにオキュラス VR(Oculus VR)まで多岐にわたる。

ザッカーバーグCEOは基調講演を通して特定のアイデアやモチーフを繰り返し、際立ったメッセージを発信し続けた。ザッカーバーグCEOが言及したキーワードやフレーズ (そして明らかに欠けていたキーワードとフレーズ)を以下にまとめた。

キーワード1: 安全性、セキュリティ、データ、データ・プライバシー……言及回数:11回

フェイスブックのユーザーが個人データをアプリ開発者や広告主に対して気持ちよく共有できるように、フェイスブックはユーザーが閲覧履歴を消去できる新機能を紹介した。

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