KADOKAWA Technology Review
×

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

グーグル・アシスタント、27言語のリアルタイム通訳が可能に
Ms. Tech
Google Assistant now comes with a real-time translator for 27 languages

グーグル・アシスタント、27言語のリアルタイム通訳が可能に

グーグルは「通訳モード(Interpreter Mode)」というグーグル・アシスタントの新機能を発表した。会話をリアルタイムで通訳する機能だ。

対応している27言語であればソフトウェアが自動認識するため、どの言語で話しているかを設定する必要はない。ただ、いくつか欠点がある。ザ・バージ(The Verge)によると、2人以上が話している場合は対応できない。また通訳処理をしている間、会話に不自然な「間」が生じてしまう。新機能は当面、グーグル・ホーム・ハブやサード・パーティ製のスマート・ディスプレイでのみで利用可能だ。

グーグルのリアルタイム通訳は初の試みではない。2017年11月には同様の機能をイヤホンに取り入れた。また、すでにグーグル翻訳でも同様のサービスを提供している。グーグルのバーチャル・アシスタントは昨年、ユーザーの代わりに予約をしたり、迷惑電話を排除したりするなど、多くの新しい機能を取り入れている。

シャーロット・ジー [Charlotte Jee] 2019.01.10, 11:07
生成AI革命

自然な文章を生成するチャットGPT(ChatGPT)/GPT-4などの大規模言語モデル、テキストから画像を生成できるDALL·E 、Stable Diffusion、Midjourneyなどの拡散モデルの登場は、私たちの生活やビジネスを大きく変えようとしている。
人工知能(AI)の新時代を牽引する「生成AI(ジェネレーティブAI)」革命の最前線を追う。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る