
ぜんぜんスマートじゃなかった、究極のIoT生活の残念な顛末
自宅マンションをまるごとインターネットにつなげた女性ジャーナリストの経験を聞くと、とても同じことをする気にはなれない。
ギズモードのカシミール・ヒル記者は、「家電や家にあるさまざまものを、できる限りインターネットにつなげてみました」と書いている。「アマゾン・エコー、電灯、コーヒーメーカー、ベビーモニター、それに性具やベッドさえも」。
ギズモードはヒル記者の部屋から漏れ出てくる情報を調査した。すると、暗号化されていないデータによって、家の中で起きているさまざまな事実が明らかになった。たとえば、いつ照明が点けられたか、切られたか。あるいは、どんなテレビ番組が見られていたのか。使用中の機器を確かめてみると、さらに興味深いことがわかった。たとえば、アマゾン・エコー(Amazon Echo)は家族が起床する時間を漏らしていた。
「私たちの時間と労力を節約するというスマート・ホームは、幻想にすぎません」 とヒル記者は指摘する。「複数の企業のさまざまな機器でいろんなことをさせようとすると、その連携のためにかえって多くの時間を費やしました」。
- 参照元: Gizmodo
