
今年のCESで注目したい4つのテーマ
ラスベガスで1月9日から開催される世界最大のコンシューマー・テクノロジー・ショー、CES(Consumer Electronics Show)。ガジェット愛好家が一堂に会す中、期待されている注目テーマがある。
まずは音声アシスタントだ。アマゾンのアレクサ(Alexa)は、2017年のCESの注目の的だった。2018年は多くの小型機器が音声制御機能を搭載することになり、アレクサはグーグル独自の「Google アシスタント」と戦うことになる。
次はとにかく自動車だ。近年、自動車関係はますます自動化がキーワードになってきている。無人テクノロジーの成熟によって、センサー、車載コンピューター、ソフトウェア、コンセプト・カーの進化が十分に期待できる。
さらに、至る所に人工知能(AI)が使われることが挙げられる。今回のCESでは初めてAIコーナーが開設される。過大評価されている機械学習の誇大広告に踊らされ、ほとんどの企業が製品にAIをねじ込むことになるだろう。
そして、拡張現実(AR)は増えるが、実質現実(VR)は減る。単純なVRは、引き続き消費者に提供されるだろうが、今回は企業によるより多くのAR構想の発表が期待されている。
最後に、CESは変わらないということだ。巨大テレビ、ロールスクリーン、奇妙なガジェットがないCESなんてCESではない。そう思うでしょ?
