ドローンの飲酒運転は禁止、ニュージャージー州が規制強化へ
ニュージャージー州政府は、ドローンの飲酒時の使用禁止の準備を進めている。ロイターによると、すでに州議会の上院で承認された法案は、1月8日に州議会下院で採決される予定だ。
法案が主張するのは、高速の4基の回転翼を持つクアッドコプターのドローンは危険だということだ(2015年のコンサート中にドローンで負傷した歌手のエンリケ・イグレシアスがいい例だ)。「空飛ぶミキサーみたいなもの」だと、空撮の専門家であるジョン・サリバンはロイターに対して述べた。 そして、飲酒やドラッグを使用している時は、通常危険なものは避けるべきだ。
もう少しまじめにいえば、法案は問題のあるドローンの使用方法を禁止しようとしている。刑務所の上を飛ばしたり、動物を追いまわすというような使い方だ。
ドローンの使用規制は、混乱し、めまぐるしく変わっている。ニュージャージー州の法案はこうした動きの一部である。 ロイターは、少なくとも38州が今会期中にドローンの規制を検討している、と報道している。一方で、トランプ政権はアメリカでのドローンによるイノベーションを推進する政策を導入した。
- 参照元: Reuters
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