KADOKAWA Technology Review
×
キヤノン電子・酒巻社長の講演が決定!
MITTR主催「宇宙ビジネスの時代」 チケット販売中。

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

アマゾンが3000基の衛星打ち上げを計画、ネット接続提供へ
US Department of Defense
Now Amazon plans to launch a massive constellation of more than 3,000 internet satellites

アマゾンが3000基の衛星打ち上げを計画、ネット接続提供へ

アマゾンは、莫大な数の衛星群を地球低軌道に打ち上げ、ブロードバンド環境が十分でない地域に接続サービスを提供しようとしている企業の仲間入りをする。

「プロジェクト・カイパー(Project Kuiper)」と呼ばれるアマゾンの計画では、衛星群を3つの異なる高度の軌道に打ち上げる。世界の通信衛星運用を監督する国際電気通信連合(ITU)への申請では、高度約590キロメートルに784基、約610キロメートルに1296基、約630キロメートルに1156基を打ち上げることになっている。アマゾンによれば、これらの衛星を組み合わせて、世界人口の95%以上にインターネット・アクセスを提供するという。

「これは長期的なプロジェクトです。ブロードバンド・インターネットへ基本的なアクセスができない何千万もの人々にサービスを提供することを目指しています」と同社の広報担当者は述べた。アマゾンがこれらの衛星を製造するのか購入するのか、衛星ブロードバンド・サービスをいつ提供し始めるのかはまだ明らかでない。その前に、連邦通信委員会(FCC)から許可を得る必要がある。衛星の運用停止をどう計画しているかを示したり、深刻になっていく宇宙ゴミ(デブリ)の問題で役割を果たしたりすることが求められるだろう。

衛星コンステレーションを使ってブロードバンド接続を提供することを計画しているのはアマゾンだけではない。スペースX、ソフトバンク出資のワンウェブ(OneWeb)フェイスブックも、インターネット衛星プロジェクトに取り組んでいる。

シャーロット・ジー [Charlotte Jee] 2019.04.08, 10:01
宇宙ビジネスの時代

かつて国家主導だった宇宙開発がいま、大きく変化している。テクノロジーの進化とリスクマネーの流入によって民間企業による宇宙開発が加速し、自社の事業拡大に宇宙を活用しようとする「非宇宙」企業やベンチャー企業の動きも活発だ。いまなぜ「宇宙」なのか? そのヒントとなる記事を集めた。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る