
自由のために大手テック企業に規制を——「Webの父」が呼びかけ
ワールド・ワイド・ウェブの創始者であるティム・バーナーズ=リーは、Web を浄化する方法について公開書簡に綴った。
バーナーズ=リーはWebの現状について、特に、陰謀論、フェイクニュース、選挙への干渉、大規模なハッキングなどをあげて、以前のような「自由でオープンでクリエイティブな空間」ではないと論じている。
大きな問題は、 たった 「数社のプラットフォームがどのような考えや意見が公開されるかをコントロールしていること」であるとバーナーズ=リーは述べる。 フェイスブックやグーグルのような企業が、才能をかき集め、データを独占し、「収益を最大化させることを、社会貢献を最大化させることよりも優先する」状態になっていると語る。
解決策はないのだろうか。「社会的目的に考慮した法律または規制の枠組みを作ることが、こうした緊張の緩和につながるのではないか」とバーナーズ=リーは提唱している。しかし、その内容や詳細については触れていない。
