KADOKAWA Technology Review
×
Innovators Under 35 Japan 2026 候補者募集開始!
Xプライズ創設者も出資、ハーバード発「若返り企業」は本物か?
ニュース 無料会員限定
Anti-aging medicine is so hot even this controversial idea has investors

Xプライズ創設者も出資、ハーバード発「若返り企業」は本物か?

ハーバード大学の研究者らが、数年前のマウスでの実験結果に基づいて、若返り術を研究する企業を設立した。「若返り因子」としているタンパク質の効果には科学的な疑問が残っているものの、すでに550万ドルの資金を調達している。 by Karen Weintraub2018.09.10

「年を取ることが必ずしも悪いことでなければ、どうなるだろう?」

これはハーバード大学から独立した新しいスタートアップ企業のスローガンだ。同社は、若返り術の発見に数百万ドルを投下しようと計画して熱い議論を呼んでいる

サンフランシスコに本拠を置くスタートアップ企業「エレビアン(Elevian)」は、成長差別化因子11(GDF11)と呼ばれるタンパク質を毎日注射することで、「身体の自己回復能力」を促進できるかどうかを調査する予定だという。最終的には、冠動脈疾患やアルツハイマー病、サルコペニア(加齢性筋減弱症)などの症状の治療につなげたい考えだ。

エレビアンは、数年前の研究結果を基に事業を進めている。研究では、若いマウスと老いたマウスの血流をつなげると、老いたマウスが若返ったように見えたとしている。

エレビアンの共同創業者兼ハーバード大学の生物学者であるエイミー・ウェイガーズ博士はその後、若いマウスの血液内のタンパク質GDF11が …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. It’s time to address the looming crisis in entry-level work. 「コーディングを学べ」もう通用せず、AIが若者の雇用を奪い始めた
  2. Promotion Call for entries for Innovators Under 35 Japan 2026 「Innovators Under 35 Japan」2026年度候補者募集のお知らせ
  3. Anthropic’s Code with Claude showed off coding’s future—whether you like it or not 「Claudeに任せてしまおう」 たった1年で激変したソフトウェア開発
▼Promotion
社会実装都市「ひろしま」の魅力に迫る ローカル ✕ イノベーション
MITテクノロジーレビューが選んだ、AIの10大潮流 [2026年版]

AIをめぐる喧騒の中で、本当に目を向けるべきものは何か。この問いに対する答えとして、MITテクノロジーレビューはAIの重要なアイデア、潮流、新たな進展を整理したリストを発表する。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る