KADOKAWA Technology Review
×
Facebookログイン終了のお知らせ(2026/3/31 予定)
ボーイングは人工知能をどう活用するか? CTO語る
Jake Belcher
ニュース 無料会員限定
AI is set to change the aerospace industry—but won’t be flying planes anytime soon

ボーイングは人工知能をどう活用するか? CTO語る

100年の歴史を持つ航空宇宙産業は、ますます混雑の度合いが増す空の安全を確保するために、人工知能(AI)の活用に力を入れている。ボーイングの最高技術責任者が、エムテック(EmTech)で同社におけるAIへの取り組みについて語った。 by Charlotte Jee2018.09.20

創業102年の航空宇宙関連企業ともなれば、世の中の流れに遅れまいとするプレッシャーと常に向き合う必要がある。ボーイングにとっては将来の産業への投資、グレッグ・ハイスロップ最高技術責任者(CTO)にとってはすなわち人工知能(AI)を意味する。

「AIは現在、複雑な業務をこなすパイロットをサポートする役割を担っています」。9月13日に開催された、MITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTech(エムテック)」でハイスロップCTOはこう述べた。世界的なパイロット不足が目前に迫る中、AIはパイロット、とりわけ経験の浅いパイロットを支援することになるだろう。危険を回避したり、危険から安全に抜け出したりするのをサポートするのだ。「私たちはAIをこうした分野で活用していくつもりです」とハイスロップCTOは語った。

ハイスロップCTOが考える、航空宇宙産業の最大の課題は、数千どころか1000万機の航空機が空を飛びかう中、いかにして高い安全性を維持していくかということだ。

「AIをベースにした操縦システムで …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
人気の記事ランキング
  1. This company claims a battery breakthrough. Now they need to prove it. すべてのパラメーターが矛盾——「出来すぎ」全固体電池は本物か?
  2. OpenAI’s “compromise” with the Pentagon is what Anthropic feared アンソロピック排除の裏で進んだオープンAIの軍事契約、その代償は
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
AI革命の真実 誇大宣伝の先にあるもの

AIは人間の知能を再現する。AIは病気を根絶する。AIは人類史上、最大にして最も重要な発明だ——。こうした言葉を、あなたも何度となく耳にしてきたはずだ。しかし、その多くは、おそらく真実ではない。現在地を見極め、AIが本当に可能にするものは何かを問い、次に進むべき道を探る。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る