ソーシャルメディア健全化、「アカウント削除」以外の道はあるか
ニュース記事や動画をソーシャルメディアを通じて目にするのが当たり前になった。だがソーシャルメディアは、フェイクニュースや差別的コンテンツといった多くの問題を抱えている。MIT市民メディアセンター長とイリノイ大学の教授がソーシャルメディアをより健全な場所にするより良い方法について語った。 by Elizabeth Woyke2018.09.20
政治的なプロパガンダ・ボットや差別的なネット広告にうんざりしている人もいるだろう。そんな人にとっては、フェイスブックやツイッターのアカウントを削除することが解決策だと思うかもしれない。しかし、もっとよい方法があるかもしれない。自分自身のソーシャル・ネットワークを作ることだ。
「ソーシャル・ネットワークは世界中で何十億もの人々に影響を与えています」。MIT市民メディアセンターのセンター長を務めるイーサン・ザッカーマン准教授は、9月13日に開催されたMITテクノロジーレビュー主催カンファレンス「EmTech(エムテック)」でそう語った。「私たちには、ソーシャル・ネットワークのシステムを大幅に改善する方法を探究する責任があります」。
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のカリー・カラハリオス教授もEmTechで同様の主張をした。「私たちが(ソーシャルメディアで)目にするものを、制御する方法を、力を合わせて見つける必要があります」。
重大な問題の1つは、多くの人々は、自分がオンラインで見るものにアルゴリズム・システ …
- 人気の記事ランキング
-
- Can the US battery market untangle from China? 送電網の蓄電池から中国製を締め出し、米国が払う「自立」の代償は
- Promotion How AI could reshape Japan’s white-collar workforce 【10/6開催】AIで浮いた人材、次の一手は地方に——冨山和彦氏ら登壇
- This geneticist’s age-reversal tech could help restore sight 失明マウスの視力回復に成功、若返りブームの震源となった研究者
- Donated livers can be made biologically younger 「若返る」提供肝臓、機械灌流が生物学的年齢を逆戻りさせる
- Meet a mouse whose brain cortex is made up of human cells 脳容積の半分がヒト細胞に、スタンフォード大が作った「異種皮質マウス」
