中国のテック大手、バイドゥ、アリババ、テンセントの3社は、中国におけるいわばグーグルやアマゾン、フェイスブックのような存在だ。しかし3社は、自社で人工知能(AI)を開発・展開しているだけではない。同時に、3社が持つ潤沢な資金を、スマートシティから金融、教育に至るまで幅広い分野のAI企業に投資しているのだ。
中国のニュースサイト「フーシュー・ドットコム(Huxiu.com:虎嗅)」は先週、上記3社による中国のAI産業全般への関与状況を示す図を発表した(元の図はかなり複雑だったため、以下の3つの棒グラフにまとめた。元の図が掲載された原文記事の英語版はこちら。翻訳はChinAI ニュースレターでライターを務めるジェフリー・ディンが担当)。Huxiu.comが出した図により、BAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)が中国の主要AI企業190社のうち53%に出資していることが明らかとなった。中国のAIエコシステムを注意深く見 …
- 人気の記事ランキング
-
- Namibia wants to build the world’s first hydrogen economy 砂漠の国・ナミビア、 世界初「水素立国」への夢
- Promotion MITTR Emerging Technology Nite #33 バイブコーディングって何だ? 7/30イベント開催のお知らせ
- Promotion Call for entries for Innovators Under 35 Japan 2025 「Innovators Under 35 Japan」2025年度候補者募集のお知らせ
- See stunning first images from the Vera C. Rubin Observatory ルービン天文台が初画像を公開、宇宙観測を変える「10年の夜明け」
- Can we fix AI’s evaluation crisis? AIベンチマークはもはや限界、新たなテスト手法の登場相次ぐ
- It’s pretty easy to get DeepSeek to talk dirty 「お堅い」Claude、性的会話に応じやすいAIモデルは?