KADOKAWA Technology Review
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BAT3社が支配、中国AI産業が抱える「圧倒的弱点」
Stringer/Imaginechina/AP
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The future of China’s AI industry is in the hands of just three companies

BAT3社が支配、中国AI産業が抱える「圧倒的弱点」

近年、躍進が著しい中国のAI産業は、バイドゥ、アリババ、テンセントのテック大手3社に大きく依存している。この3社の持つ専門技術と資金力が2030年までに世界一のAI大国になるという中国の野望を支えている一方で、基礎技術を軽視した投資によって、AI産業の成長が頭打ちになる可能性もある。 by Karen Hao2019.01.25

中国のテック大手、バイドゥ、アリババ、テンセントの3社は、中国におけるいわばグーグルやアマゾン、フェイスブックのような存在だ。しかし3社は、自社で人工知能(AI)を開発・展開しているだけではない。同時に、3社が持つ潤沢な資金を、スマートシティから金融、教育に至るまで幅広い分野のAI企業に投資しているのだ。

中国のニュースサイト「フーシュー・ドットコム(Huxiu.com:虎嗅)」は先週、上記3社による中国のAI産業全般への関与状況を示す図を発表した(元の図はかなり複雑だったため、以下の3つの棒グラフにまとめた。元の図が掲載された原文記事の英語版はこちら。翻訳はChinAI ニュースレターでライターを務めるジェフリー・ディンが担当)。Huxiu.comが出した図により、BAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)が中国の主要AI企業190社のうち53%に出資していることが明らかとなった。中国のAIエコシステムを注意深く見 …

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Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

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MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.2/Winter 2020SDGs Issue

今、世界中の企業や機関の技術者・研究者たちが各地で抱える社会課題を解決し、持続可能な世界の実現へ向けて取り組んでいる「SDGs(持続可能な開発目標)」。
気候変動や貧困といった地球規模の課題の解決策としての先端テクノロジーに焦点を当て、解決に挑む人々の活動や、日本企業がSDGsを経営にどう取り入れ、取り組むべきか、日本が国際社会から期待される役割について、専門家の提言を紹介します。

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