KADOKAWA Technology Review
×
テクノロジーによる自動化は「若者」と「地方」を襲う
Stephen Brashear/Getty Images
ビジネス・インパクト 無料会員限定
Where you live in the US can tell you how likely your job is to be automated

テクノロジーによる自動化は「若者」と「地方」を襲う

米国のシンクタンクが、自動化によって人々が職を失う可能性について、地域やグループごとに分析した結果を示す報告書を新たに発表した。それによると、自動化のあおりを受ける確率がもっとも高いのは、地方の小都市と若者たちであることが明らかになった。 by Erin Winick2019.01.29

米国の田舎町に住むマイノリティの若い従業員は、自動化で職を失う確率が高い。

米国のシンクタンクであるブルッキングス研究所は新しい報告書で、米国で「自動化の影響を受ける可能性」がもっとも高い地域と集団を分析し、各種の仕事がテクノロジーによって将来自動化される確率を示した。これらの数値は、コンサルティング会社のマッキンゼーが発表しているそれぞれの職種や産業が自動化される確率と、州ごとの雇用データおよび予測に基づいて算出されたものだ。

たとえば、包装・梱包機械の操作が自動化される確率は100%だ。したがって、もしネブラスカ州民全員がこの仕事に従事していたとしたら、ネブラスカ州の自動化率は100%となる。

州レベルでみれば、この数値にあまり大きな開きはない。自動化される確率がもっとも高いインディアナ州は48.7%だが、最低のニューヨーク州でも42.4%である。州レベルで見ると都市部と田舎が混在するため、あまり目立った差は出ないのだ。

しかし、郡単位、あるいは人口が集中する都市圏(郊外を含む)ごとに、もう少し細か …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35 」の日本版が候補者を募集している。特定の分野や業界だけでなく、世界全体の重要な課題を解決するイノベーターを発信していく。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.4/Summer 2021
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.4/Summer 202110 Breakthrough Technologies

新型コロナウイルス・ワクチンの開発で脚光を浴びた「メッセンジャーRNA」技術から、人間並みの文章を自在に生成できる人工知能(AI)技術「GPT-3」、電気自動車(EV)普及の鍵を握る「次世代バッテリー」まで。MITテクノロジーレビューが選んだ「世界を変える10大テクノロジー」。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る