NASA、探査機インサイトが観測した火星の地震の「音」を公開
NASAは、火星探査機「インサイト(InSight)」が観測した火星の地震の録音データを公開した。 この録音データは、火星と地球にどれだけ共通点があるかを示すと同時に、何十億年もかけて、この2つの星がどれだけ別の星へと形を変えていったかを示す証拠となっている。 by Neel V. Patel2019.10.07
米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「インサイト(InSight)」は2018年11月に火星に到着し、火星の内部の調査や地震活動の観測をしている。2019年4月6日には、「SEIS」と呼ばれる特殊な地震計を使用して、初めて火星の地震を観測した。
これまでにインサイトは、実際に火星の地震だと考えられる21回を含む、100回以上の振動を測定している。
NASAが火星の地震の録音データを2つアップロードしたおかげで、私たちはその「音」を聞くことができる。5月22日と7月25日に観測された …
- 人気の記事ランキング
-
- Inside the tedious effort to tally AI’s energy appetite 動画生成は別次元、思ったより深刻だったAIの電力問題
- Promotion Call for entries for Innovators Under 35 Japan 2025 「Innovators Under 35 Japan」2025年度候補者募集のお知らせ
- What’s next for AI and math 数学オリンピックで「人間超え」のAIは数学者になれるか?
- IBM aims to build the world’s first large-scale, error-corrected quantum computer by 2028 IBM、世界初の大規模誤り訂正量子コンピューター 28年実現へ
- What is vibe coding, exactly? バイブコーディングとは何か? AIに「委ねる」プログラミング新手法