気候変動で米共和党が大転換、「ごった煮」政策の中身
気候変動政策の必要性を否定してきた米共和党が大統領選を前に姿勢を転換。植林や二酸化炭素回収技術への投資、プラスチック削減まで多岐にわたる政策を提案している。 by James Temple2020.02.06
米国下院の共和党議員が、かつては考えられなかった行動を見せている。一連の気候変動政策を提案しているのだ。
提案されている方策はまったく不十分だ。しかしその内容は、右派の姿勢を転換させるものだ。政党が激しく対立する今の時代において、少なくとも一部の気候政策を実行する小さな突破口が開けるかもしれない。
アクシオス(Axios)によれば、共和党の提案に含まれるのは、大量の植樹による大気からの二酸化炭素の吸収や、エネルギーの研究開発に関する連邦資金の倍増、 …
- 人気の記事ランキング
-
- Useful quantum computing is inevitable—and increasingly imminent それでもなお、 量子コンピューターが 人類に必要な理由
- Useful quantum computing is inevitable—and increasingly imminent それでもなお、 量子コンピューターが 人類に必要な理由
- IU35 Japan Summit 2024: Nobuyuki Yoshioka 「量子コンピューターの用途解明、新たな応用へ」吉岡信行
- Why the next energy race is for underground hydrogen 水素は「掘る」時代に? 地下水素は地球を救うか