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This Spuer-Tall Robotic Arm Is Made of Helium Balloons

東工大製風船型ロボットアームは、重さも防御力もほとんどゼロ

重さがほとんどないロボットアームなら、20mの高さにも簡単に届く。 by Jamie Condliffe2016.12.20

銀色にキラキラ輝いてて、重さはほとんどゼロ、5階まで届く高さのものといえば? 答えはアルミ製のはしごではない。空気注入式のロボットアームだ。

ほとんどのロボットアームは頭脳となる機能を拡張しようとするが、このロボットアームは逆だ。工場などで活躍するロボットアームとは違い、ヘリウムガス風船がアームになる。ロボットアームを開発したのは東京工業大学の鈴森・遠藤研究室で、IEEEスペクトラムが取り上げている。風船なので全長20mのアームの重量は1.2kgしかない。空気式人工筋肉で地上から細かく各関節の動きを制御できる。

「ジャコメッティアーム」型(人体を細く華奢な彫刻で表現することで知られるアルベルト・ジャコメッティにちなむ)のロボットアームには明らかに不利な点がある。たとえば、本体が軽すぎて風に弱く、重たいモノも運べないし、そもそも風船並みの強度しかない。

しかし、研究チームは、軽さと小さく折りたためることは、理論上、捜索や調査で有利になる特徴だと考えている。確かに、風船型ロボットアームなら、重い機材を運べない場合や、ドローンのバッテリー稼働時間(数十分から数時間)では足りない状況で有利な場合があるだろう。

(関連記事:“ファナックがNVIDIAと提携 産業用ロボットに強化学習,” “グーグルの集団思考ロボット まずはドアの開け方を学習中”)

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クレジット Image courtesy of Suzumori Endo Robotics Laboratory
ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe]米国版 ニュース・解説担当副編集長
MIT Technology Reviewのニュース・解説担当副編集長。ロンドンを拠点に、日刊ニュースレター「ザ・ダウンロード」を米国版編集部がある米国ボストンが朝を迎える前に用意するのが仕事です。前職はニューサイエンティスト誌とGizmodoでした。オックスフォード大学で学んだ工学博士です。
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