聴くMITTR:発生から2年、新型コロナはどこから始まった?
今週のオーディオ・ムック(β)では、陰謀論も飛び交う新型コロナウイルスの起源をめぐる科学者たちの見解をお届けする。 by MIT Technology Review Audio Studio2022.04.20
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まって、3月11日で2年が経った。世界中で多くの感染者と死者を出し、猛威を振るったウイルスはいまだ完全に収束していないものの、ワクチンや飲み薬の成果もあって多くの国で状況は落ち着きつつある。だが、世界を大きな混乱に陥れたこのウイルスの起源はいまだはっきりしていない。
今週のオーディオ・ムック(β)では、陰謀論も飛び交う新型コロナウイルスの起源をめぐる科学者たちの見解をお届けする。
◆

MITテクノロジーレビューは毎週、旬のテーマを設定し、編集部がピックアップした記事を「オーディオ・ムック(β)」として音声化してお届けします。家事や運動をしながら、通勤しながら、手がふさがっていても記事が読める「聴く」MITテクノロジーレビューをお楽しみください。
なお、本コンテンツは音声合成技術で作成しているため、一部お聞き苦しい点があります。ご容赦ください。感想は@techreviewjp まで。
今週の収録記事
新型コロナ、パンデミックから2年——世界に日常は戻ってきたか?
パンデミックが始まってから2年が経った。事態は好転しつつあるが、それでもなお、新型コロナウイルスのパンデミックは終わっていない。
新型コロナは市場で始まった——研究所流出説を著名科学者が否定する理由
新型コロナウイルスの起源をめぐって激しい議論が続いている。武漢のウイルス研究所からの流出を疑う声も多いが、アリゾナ大学のマイケル・ウォロビー教授は、武漢の海鮮市場がパンデミックの引き金となったとの確証を強めている。
新型コロナ研究所流出説、 研究者生命を賭けた ある科学者の闘い
新型コロナウイルスの起源をめぐって、中国の研究所からの流出の可能性を指摘したのは、米国の著名な研究機関で働く博士研究員(ポスドク)だった。当初は陰謀論と一蹴された主張は、彼女の粘り強い活動によって科学界のコンセンサスに変化をもたらしている。
- 人気の記事ランキング
-
- The problems with Elon Musk’s plan to open source the Twitter algorithm Eマスクがツイッター買収でぶち上げたオープンソース化が危うい理由
- Meta has built a massive new language AI—and it’s giving it away for free メタ、「GPT-3並み」の大規模言語モデルを研究者向けに無償提供
- AI’s inequality problem AI・デジタル技術はなぜ、 経済成長をもたらさないのか
- How EnChroma’s Glasses Correct Color-Blindness 色覚補正メガネ エンクロマの仕組み
- These hackers showed just how easy it is to target critical infrastructure 発電所も使う通信プロトコルのハッキング、わずか2日で攻略

- MITテクノロジーレビュー オーディオ・スタジオ [MIT Technology Review Audio Studio]日本版 オーディオ・スタジオ チーム
- MITテクノロジーレビューは毎週、旬のテーマを設定し、編集部がピックアップした記事を「オーディオ・ムック(β)」として音声化してお届けします。