KADOKAWA Technology Review
×
コネクティビティ 無料会員限定
Getting e-mail on your skin is actually a thing now, thanks to Facebook

メッセージを振動に変換、フェイスブックが「皮膚で読む」試作機

フェイスブックの研究者チームが、単語を振動に変えて腕に伝える機器を開発した。100分のトレーニングで100の単語を認識できる。 by Rachel Metz2018.04.18

スマホに届いたメッセージを、腕に伝わる振動だけで「読み」たいと考えたことがあるだろうか? フェイスブックの研究者チームが、まさにそれを実現するデバイスを開発している。言葉を現実世界の「Poke」(ポーク=指ちょん)にしてくれるのだ。

フェイスブックの研究者たちは、ギブスのような形状をしたウェアラブル機器を試作した。中にはアクチュエーターがあり、それが動くと特定の音に対応したパターンの振動が腕に伝わる。研究者は被験者たちに4つの異なる音素(単語を構成する機能を持つ音の最小単位)を区別させることに成功した。わずか3分でだ。このプロジェクトの技術面を先導するアリ・イスラー博士によれば、100分の訓練を受けた被験者たちは、100の単語を90パーセントの確率で認識できるようになったという。

今回の研究成果は、2018年4月21日からカナダのモントリオールで開催されるCHIカンファレンス(ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systems :CHI 2018)で発表される。

今回のプロジェクトは点字とタドマ(Tadoma: 盲ろう者が話者の唇、顔、のどを手で触って言葉を理解する)に着想を得たものだ。プロジェクトが今後進んでいくと、たとえばスマートウォッチが振動で特定のメッセージを伝えるようになるかもしれない。現 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020AI Issue

技術動向から社会実装の先進事例、倫理・ガバナンスまで、
AI戦略の2020年代のあたらしい指針。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る