KADOKAWA Technology Review
×
夏割実施中!購読料20%オフ。
ボーイング製宇宙船に初搭乗
NASA宇宙飛行士が語った
ミッションへの思い
Nasa Johnson | FLickr
カバーストーリー 無料会員限定
Meet the veteran astronaut who’ll be on the first launch of Boeing’s Starliner

ボーイング製宇宙船に初搭乗
NASA宇宙飛行士が語った
ミッションへの思い

商用有人宇宙船の初の打ち上げが近づいている。最後の飛行から8年半、ボーイングのスターライナーに乗って再び宇宙を目指すNASAのベテラン宇宙飛行士、エドワード・マイケル・フィンクに話を聞いた。 by Erin Winick2019.04.12

ボーイングとスペースXは今年、2011年以降初めて米国本土から国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて人間を送り出すミッションを計画している。ミッションを担う5人の宇宙飛行士は、スペースXのクルー・ドラゴン(Crew Dragon)に搭乗するボブ・ベンケン、ダグ・ハーリー、ボーイングのスターライナー(Starliner)に搭乗するニコール・オーナプー・マン、クリス・ファーガソン、エドワード・マイケル・フィンクだ。しかし、乗組員名簿は最初から決まっていたわけではない。8月に計画されている打ち上げに参加するフィンク宇宙飛行士は、同僚のエリック・ボー宇宙飛行士の代役を務めることを1月に知らされた。ボー宇宙飛行士が医学上の理由でミッションから外れたためだ。

フィンク宇宙飛行士にとって新しいミッションとなるが、飛行経験は豊富だ。2011年には米国の宇宙飛行士による宇宙滞在最長記録を破り(その後、1年におよぶISS滞在ミッションに参加したスコット・ケリー宇宙飛行士に追い越された)、9回の宇宙遊泳を果たした。MITスペース・ウィークの期間中に開催されたアポロ50周年記念イベントの会場で、まもなく始まるミッションについて話を聞いた。

——1月にボーイングのミッションを任命されたばかりですが、また宇宙へ戻ると聞いてどのような感じでしたか?

宇宙飛行のミッションに就くというのは、いつでもわくわくします。これで4回目の宇宙飛行ですからね。その知らせを聞くまで8年半待ちました。その一方で、この参加はとても親しい良き友人であるエリック・ボーの犠牲によるものでした。彼と私はこのプログラムに4、5年かけて一緒に取り組んできました。今回は彼の順番だったのです。残念ながら、それはかないませんでしたが。ミッションに参加するのは嬉しかったのですが、エリックを失うとなると喜べませんでした。だから複雑な気持ちでした。 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
【夏割】実施中!年間購読料20%オフ!
人気の記事ランキング
  1. How lasers could help provide fuel for nuclear reactors 核廃棄物は「地上ウラン鉱山」、レーザー濃縮で再生を狙う
  2. How an overlooked geothermal plant got a second chance もっと深く掘れ——採算割れの地熱発電所を米新興企業が再生
  3. OpenAI called the Hugging Face attack unprecedented. But we’ve been here before.  「AIの暴走」ではない、オープンAIのモデルが不正侵入した理由
MITテクノロジーレビューが選んだ、AIの10大潮流 [2026年版]

AIをめぐる喧騒の中で、本当に目を向けるべきものは何か。この問いに対する答えとして、MITテクノロジーレビューはAIの重要なアイデア、潮流、新たな進展を整理したリストを発表する。

特集ページへ
MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術

MITテクノロジーレビューの記者と編集者は、未来を形作るエマージング・テクノロジーについて常に議論している。年に一度、私たちは現状を確認し、その見通しを読者に共有する。以下に挙げるのは、良くも悪くも今後数年間で進歩を促し、あるいは大きな変化を引き起こすと本誌が考えるテクノロジーである。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る