ブラックベリー、特許侵害でフェイスブックを提訴
カナダの元携帯電話メーカーであるブラックベリー(BlackBerry)は、自社の技術革新をフェイスブックが勝手に利用したと主張している。
ブラックベリーはメッセージ通知や画像のタグ付けなどの特許を侵害しているとして、フェイスブックとその子会社のワッツアップ(Whatsapp)、インスタグラム(Instagram)を提訴した。経済ニュースのCNBCが報じた。
フェイスブックのポール・グリュール次席顧問弁護士は、「アイデアが枯渇したブラックベリーが他社の技術革新に対して課税しようとしている」と非難。法廷で争うとしている。
ブラックベリーはこれまでにも、BLUなどの電話機メーカー、アバイア(Avaya)などの通信機器メーカー、それにノキア(Nokia)といった企業を特許侵害で訴えている。このうち、BLUはライセンス契約を締結することで和解している。
争点となっている特許のいくつかは、メッセージ通知のように広く使われている手法に対する権利主張である。もしブラックベリーが勝訴した場合、さらに他のテック企業が訴えられる可能性がある。
- 参照元: CNBC
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