KADOKAWA Technology Review
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気候変動/エネルギー 2024年12月の記事

  1. The world’s first industrial-scale plant for green steel promises a cleaner future
    スウェーデンのスタートアップ企業「ステグラ(Stegra)」は2026年、グリーン水素を使うことでCO2排出量ゼロを実現する鉄鋼の生産を開始する予定だ。すでにメルセデス・ベンツなどのメーカーに、今後5~7年で生産する予定の120万トン分の鉄鋼を販売する契約を結んでいる。 by Douglas Main2024.12.30
  2. 深刻な小麦の病害を早期に発見・予測するプロジェクトが進んでいる。世界各地の23の組織が参加し、AIや遺伝子解析、気象予測を組み合わせ、将来起こり得るアウトブレイクを事前に政府や農家に知らせるシステムの構築を目指す。 by Shaoni Bhattacharya2024.12.30
  3. 2024年の気候シーンを振り返る:見えてきた明るい兆し
    2024年の世界の温室効果ガス排出量は過去最高を記録し、さらに、観測史上最も暖かい年になる見込みだ。だが、英国で最後の石炭火力発電所の閉鎖や、電気自動車や送電網に使えるバッテリー価格の下落など明るい話題もあった。 by Casey Crownhart2024.12.25
  4. EVバッテリー火災を封じ込め、遮熱材に米政府が6億ドル
    米エネルギー省は、EVバッテリーの安全性を高める遮熱材の製造企業、アスペン・エアロゲルに巨額の融資を実施する。同社は電池セル間に配置する遮熱材を開発、新工場の建設で年間200万台分の供給体制を目指す。 by Casey Crownhart2024.12.23
  5. 希少鉱物の対米輸出禁止、気候テックの命運も握る中国
    中国政府は、半導体の材料となるガリウムやゲルマニウムなど希少鉱物の対米輸出を禁止した。中国は、世界中に張り巡らされた多くのサプライチェーンの中心的な存在であり、気候テック分野への影響は今後拡大する可能性がある。 by Casey Crownhart2024.12.18
  6. What China’s critical mineral ban means for the US
    中国政府は12月3日、半導体や電気自動車などに使われるガリウムなど複数の重要鉱物について、米国向け輸出を禁止すると発表した。米国による対中輸出規制の強化への報復措置で、世界の2大経済大国による貿易戦争が新たな段階に入った。その影響と予測される動きを解説する。 by James Temple2024.12.11
  7. Would you eat dried microbes? This company hopes so.
    微生物を食卓へ、排ガス回収企業が代替タンパク質に参入
    工業排ガスからエタノールを生産するランザテックは、バイオリアクターで培養した微生物そのものをタンパク質として食料の主原料にすべく、異分野に参入する。環境負荷の高い畜産に代わる、新たな食料源となるか。 by Casey Crownhart2024.12.10
  8. What “rewilding” means—and what’s missing from this new movement
    自然を「野生に戻す」再野生化運動が世界で広がっている。英国貴族から米国の保護団体まで、さまざまな主体が独自の手法で取り組むが、先住民の知恵や歴史的背景は置き去りにされがちだ。 by Matthew Ponsford2024.12.9
  9. This startup is getting closer to bringing next-generation nuclear to the grid
    次世代原子炉のカイロス、商用化へ前進 グーグルと大型契約も
    溶融塩を冷却に用いる次世代原子炉を開発する米スタートアップのカイロス・パワーは最近、新たな試験施設建設の認可を得たことや、グーグルと大きな契約を結んだことを発表した。着実な歩みを進めている。 by Casey Crownhart2024.12.2
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