「フェイスブックは解体を」米圧力団体がプライバシー保護訴え
複数の進歩派団体が、フェイスブックを解体させるよう米国連邦取引委員会(FTC)を説得する広告キャンペーンを展開している。アクシオス(Axios)が報じている。
広告には次のようなメッセージが掲載される。「マーク・ザッカーバーグは恐ろしいほどの力を持っています。私たちはその力を取り戻す必要があるのです」。
フェイスブックはインスタグラムやワッツアップ(WhatsApp)、メッセンジャーを売却して、独立させるべきだ、と訴えているのは、デマンド・プログレス(Demand Progress)やオープン・マーケッツト研究所(Open Markets Institute)などの進歩派の団体である。これらの団体はさらに、競合するソーシャル・ネットワークのユーザー同士がコミュニケーションをとれるように、FTCが働きかけるべきだとも主張している。
進歩派団体が期待するのは、新たに誕生する独立系企業によってフェイスブックに競争をもたらし、それによってフェイスブックがユーザーのデータ保護により注意を払ってくれることだ。さらに、フェイスブックが強固なプライバシー規則を採用すれば、最近のケンブリッジ・アナリティカ事件(MITテクノロジーレビューの分析はこちらとこちらを参照)のようなスキャンダルを回避できると考えている。だが、フェイスブックの解体が望むべき効果を発揮するという保証はない。新しい委員を迎え入れたFTCが、この考えを受け入れる保証もどこにもない。
- 参照元: Axios
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