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プログラミング学校で相次ぐ閉校、ニューヨークが質向上へ新指針
rawpixel.com | Unsplash
Coding Boot Camps Are in Trouble, but New York City Has a Plan to Shape Them Up

プログラミング学校で相次ぐ閉校、ニューヨークが質向上へ新指針

現在、そして未来において仕事で成功するには、コーディングのようなテクノロジースキルがこれまで以上に重要だ。入学すればプログラミングで高給を稼ぐための訓練が受けられると謳うオンラインのコーディング講座やコーディング・ブートキャンプ(コーディング技術を学ぶ短期集中型のスクール)は、こうして爆発的に立ち上がった。だが、新興系スクールには教育基準がなく、卒業生が就職できないとの報道が相次いだことで、業界大手のデブ・ブートキャンプ(Dev Bootcamp)やアイロン・ヤード(Iron Yard)が閉校を余儀なくされている。

閉校の流れをくい止め、適切な技能訓練を実現するために、ニューヨーク市が立ち上がった。フルスタック・アカデミー(Fullstack Academy)、ジェネラル・アセンブリー(General Assembly)、ザ・ニューヨーク・コード + デザイン・アカデミー(the New York Code + Design Academy)といったプログラミング学校と協力して、11月21日、ニューヨーク市の幹部はコーディング・ブートキャンプの新しいガイドラインを発表した。ニューヨーク州はカリフォルニア州に次いで米国で2番目に多くのプログラミング学校を抱えており、その多くはニューヨーク市に集中している。

ニューヨーク市が発表したのは、学生に就職の機会を増やし、成功に導くためにブートキャンプに求められる12項目の概要だ。12項目の多くは、伝統的な大学で成功している特徴とよく似ている。業界との繋がりを作る、学生の立場に立った良心的な学費の支払い方法を用意する、学生が社会に出て通用する経験ができるようにする——といったことである。

「ニューヨーク市のテック産業を育てるためには、需要のあるスキルと資格を持った、よく訓練された技術者が必要です」とニューヨーク市中小企業サービス局のグレッグ・ビショップ局長はブルームバーグに語った。「学生に対して、企業が必要とする素晴らしい仕事に就くための確かな道筋を提供する新たな段階に入りました」。

エリン・ウィニック [Erin Winick] 2017.11.24, 22:13
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