KADOKAWA Technology Review
×
キヤノン電子・酒巻社長の講演が決定!
MITTR主催「宇宙ビジネスの時代」 チケット販売中。

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

グーグル・アシスタントの音声データが漏洩、GDPR違反の疑いも
Flickr
Humans might be listening to your Google Assistant recordings

グーグル・アシスタントの音声データが漏洩、GDPR違反の疑いも

グーグルは、外部の請負業者がユーザーの音声データを聞いている事実について、同社のプライバシーポリシーのページで言及していない。

ベルギーの公共放送局のVRT NWSは7月10日、スマートスピーカーの「グーグルホーム(Google Home)」をはじめとするグーグル機器に組み込まれている人工知能(AI)アシスタント機能「グーグル・アシスタント」によって録音された音声データが数千件漏洩したと報じた。これらの音声データは、ソフトウェアの正確さを向上させるための取り組みの一環として、音声データをテキストに書き起こす請負業者と共有されていた。

音声データには、ユーザーの住所から寝室での会話、暴力を受けている悲痛な女性の声といった、極めてプライベートな会話の断片が含まれている。これらの音声の多くは、スマートスピーカーが「起動ワード」を誤って識別し、うっかり録音されてしまったものだ。4月の記事で述べたように、アマゾンのアレクサも同じ問題を抱えている。

ブログに投稿されたグーグルの回答によると、テキストに書き起こされたのは全録音のうちわずか0.2%であり、ユーザーは音声データの保存を止めることも可能だという。

グーグルは、第三者が音声データを聞いていることをユーザーに知らせておらず、この行為についてユーザーの明示的な同意を求めていないため、EU一般データ保護規則(GDPR)に抵触している可能性がある。MITテクノロジーレビューは現在、グーグルに回答を求めており、返答があり次第、記事を更新する予定だ。

シャーロット・ジー [Charlotte Jee] 2019.07.15, 6:55
宇宙ビジネスの時代

かつて国家主導だった宇宙開発がいま、大きく変化している。テクノロジーの進化とリスクマネーの流入によって民間企業による宇宙開発が加速し、自社の事業拡大に宇宙を活用しようとする「非宇宙」企業やベンチャー企業の動きも活発だ。いまなぜ「宇宙」なのか? そのヒントとなる記事を集めた。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る