混戦模様のクアルコム買収、インテルがブロードコム買収を検討
巨大半導体企業は、テック業界最大の企業買収を強引に進めようとしている。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、インテルがシンガポールに拠点を置く半導体企業ブロードコム(Broadcom)の買収を検討していると報じた。だが、ブロードコム自身が最高1170憶ドルで同業のクアルコム(Qualcomm)の買収を進めている。
世界最大の半導体メーカーであるインテルは、ブロードコムとクアルコムが合併することで、携帯電話や車載用の半導体の市場シェア拡大が難しくなると懸念している。ブロードコムを併呑することで、インテルはインテル、サムスンに続く、世界3番目の巨大半導体メーカーの誕生を阻止できる。
半導体市場が堅調に推移する中、クアルコムもオランダのNXPセミコンダクターズの買収を計画している最中だ。NXPはインターネット接続自動車や自動運転自動車に搭載する半導体でリーダー的存在にある。
ブロードコムのクアルコム買収計画は、米国の国家安全保障に関わるとして問題になっている。もしインテルがブロードコムを買収すれば、この問題は鎮まるかもしれない。だが、インテルの動きには独占禁止法違反の懸念がある。
- 参照元: WSJ
オープンAIが「年齢予測」導入、子ども保護の責任誰が負う?
MITの学生は「世界を変える10大技術」から何を学んでいるか?
eムック 『2026年に注目「気候テック企業」10社』特集号
期待外れのCRISPR治療、包括的承認で普及目指す新興企業
書評:サム・アルトマンはいかにして「AI帝国」を築いたか