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会話の雲行きを62%の精度で予測、コーネル大がAI開発 Machine learning could stop an online war of words before it starts

会話の雲行きを62%の精度で予測、コーネル大がAI開発

新しい機械学習システムは、オンラインでの会話の兆候を検知することで、議論が荒れそうかどうか予測することを目指している。

コーネル大学の研究者らは、まず、ウィキペディアにあるノートページの議論セクションから1200以上のやり取りを集めた。次に、会話の中にあるさまざまな「言語的手がかり」をラベル付けした。その中には「お願いします」や「ありがとう」を使った丁寧さを表そうとするものや、「だと考えます」や「だと思う」のような討論への誘いかけを示唆するようなフレーズが含まれていた。さらに、タグ付けされた会話のスレッドを用いてシステムを訓練し、会話が悪化するかどうかを最初のコメントから予測できるようにした。

テストの結果、人間は会話の悪化を予測するのに約72%成功したのに対し、訓練済みのアルゴリズムは61.6%だった。 すばらしくはないが、いくつかの傾向が明らかになった。 たとえば、直接的な質問や、「あなた」で始まるコメントは、やり取りがヒートアップするサインだ。

会話の軌道を予測する人工知能(AI)は、(ツイッターなどの)ソーシャルメディア企業が、ユーザー同士のケンカを止めたり、オンライン対話を救済したりするツールを作るのに役立つかもしれない。

jackie.snow [Jackie Snow] 2018.05.25, 11:58
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