天然物の微細構造を再現する3Dプリンター、ハーバード大が開発
ハーバード大学の研究チームは、3Dプリントする材料を精密に制御できる「回転3Dプリンティング」と呼ぶ新しい手法を開発した。
骨や木材のような複雑な微細構造を持つ天然物は、強度や損傷に対する耐性を備えている。しかしそうした微細構造を人工的に再現するのは困難であり、天然物が備える強度や耐性を人工の材料で実現することは難しい課題となっている。
今回ハーバード大学の研究チームが開発した3Dプリンターは、ノズルの位置、回転、速度を精密に変化させることにより、マイクロファイバーから物体を作り上げることができる。
マイクロファイバーをどのように配置するかを制御することにより、最終製品の強度を向上させられる。さらに、物体中でファイバーの構造をいろいろに変えることで、たとえば、ある部分にはより優れた耐久性を、別の部分には柔軟性を与えることができる。研究者によると、今回の3Dプリンターのノズルのコンセプトは、押出成形による3Dプリンティングで扱えるどんな材料に対しても使えるという。
- 参照元: 3D Printing Industry
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