KADOKAWA Technology Review
×

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

キャベツやブロッコリーをやさしく収穫、英プリマス大の農業ロボ This cauliflower-picking robot aims to make up for a shortage of human labor in the UK

キャベツやブロッコリーをやさしく収穫、英プリマス大の農業ロボ

グミアーム(GummiArm)を紹介しよう。農作物収穫の労働力不足を埋め合わせてくれる可能性のある、柔らかい手のロポットだ。もし、英国の農家がそのロボットを買う余裕があれば、の話だが。

テレグラフ(Telegraph)の報道によると、カリフラワーや似たような農作物であるキャベツやブロッコリーのコスト上昇の40%は、英国内における収穫作業に起因しているという。英国のEU離脱(Brexit)後、農作物収穫の労働力は英国内で減少する方向に向かっており、そのコストは増える可能性がある。

そこでロボットの登場だ。プリマス大学の研究者が開発したグミアーム・ボットは、形が崩れやすいものをつかみ上げることができるという。コンピューター・ビジョンがどの野菜を摘めばいいのかを判断する。ロボットの手は、アブラナ科の野菜を茎からやさしく摘み取れるようにしなやかにも堅くもなる。現在、南西イングランドの農場でテストされている。

しかし、ロボットがEU離脱から来る労働力不足を解決するかどうかは明らかではない。大金をはたいて、こうしたテクノロジーを導入できる農家などほとんどいない。単に、移民政策が農家の労働力供給に打撃を与えないよう保証する方がましかもしれない。

ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe] 2018.03.06, 12:49
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る