KADOKAWA Technology Review
×

ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。

GMが「ハンドルなし」の自動運転車を発表、量産型では初
GM
This Is What Your Dashboard of the Future Looks Like

GMが「ハンドルなし」の自動運転車を発表、量産型では初

この車にはハンドルがない。ゼネラルモーターズ(GM)は、シボレー・ボルトをベースにした自動車で、早ければ2019年にも公道での自動走行を実現したい構えだ。

GMが発表したハンズフリー自動車「クルーズAV(Cruise AV)」は、「運転手や手動操作なしで自動で安全に動作することを最初から意図して作られた、量産可能な初の車両」だという。これに対し、ウェイモ(Waymo)のバブルカーのような他の自動運転車は、純粋な試作品だ。

公道での走行許可は得られるのだろうか? GMはクルーズAVに関して米国運輸省に、通常は制御権を持つことが求められる安全規則を免除するよう申請している。 許可が得られれば、次はテストする場所を探す必要がある。ウェイモがセーフティ・ドライバーの同乗なしで試験運転しているアリゾナ州の可能性が高そうだ。

ハンドルがない自動運転車と聞いて、誰でも思い浮かぶであろう疑問がある。たとえば、車両が制御不能になったり、動けなくなったりして、移動させるのに人間の助けが必要になったらどうするのか? 実は、その解決法は遠隔操作かもしれない

ジェイミー コンドリフ [Jamie Condliffe] 2018.01.15, 11:51
10 Breakthrough Technologies 2024

MITテクノロジーレビューは毎年、世界に真のインパクトを与える有望なテクノロジーを探している。本誌がいま最も重要だと考える進歩を紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビューは有料会員制サイトです
有料会員になると、毎月150本以上更新されるオリジナル記事が読み放題!
【春割】実施中! ひと月あたり1,000円で読み放題
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る