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トランプ大統領がバイオテクに初言及、実は推進派だった? Trump Just Said “Biotechnology” for the First Time in 353 Days as President

トランプ大統領がバイオテクに初言及、実は推進派だった?

バイオテクノロジーが年間3500億ドルの産業であるにも関わらず、米国のドナルド・J・トランプ大統領は今の今まで、バイオテクノロジーについて言及することがなかった。しかし、ついに発言した。

これは注意を喚起すべき事態だ。トランプ大統領はついぞ、クリスパー(CRISPR)、ヒト胚編集、優生学、遺伝子療法などという言葉を口にしたことがなかったのだ。そのため生物学者たちは、トランプ大統領がバイオテクノロジーについて何を考えているのか当然のことながら不安に思っている

トランプ大統領は2018年1月8日、テネシー州ナッシュビルで開催された米国農業連合会(AFBF:American Farm Bureau Federation)の会議でこう発言した。「私たちは最先端のバイオテクノロジーを妨害していた規制を合理化し、米国の農場経営者たちが自由にイノベーションを起こして、繁栄し、成長できるようにしています」。そして、こう付け加えた。「私に投票してよかったですね。その特権が手に入ってラッキーでしょう」。

トランプ大統領は遺伝子組み換え作物(GMO)の推進派なのだろうか? どうやらそのようだ。ケンタッキー・フライドチキン(KFC)を愛するトランプ大統領は、自身の政権が2017年11月に米国農務省(USDA)の規則案を取り下げたことについて話していたのかもしれない。同規則案はクリスパーのような遺伝子編集ツールを用いて作られた植物を規制するはずのものだった。

業界団体のバイオテクノロジー・イノベーション協会(Biotechnology Innovation Organization)のスポークスパーソンは、トランプ大統領がバイオテクノロジーという言葉を口にしたのは、就任以来初めてだと電子メールで回答した。

訂正:1月10日07時55分公開時の「2017年11月に米国農務省(USDA)の規則を撤廃した」は、「2017年11月に米国農務省(USDA)の規則案を取り下げた」の謝りでした。訂正してお詫びいたします。(1月19日11時48分)

アントニオ レガラード [Antonio Regalado] 2018.01.10, 7:55
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