平昌五輪を狙った攻撃、北朝鮮ではなくロシアの犯行か
真犯人は北朝鮮の仕業に見せかけるために、一連のトリックを使ったようだ。
ワシントンポスト紙は、米当局関係者が匿名を条件に語った話として、昨年夏のナットペトヤ(NotPetya)ランサムウェア攻撃の背後にもいたロシアのスパイが、平昌冬季オリンピックでも数百台の機器をハッキングしたと報じた。
同紙によれば、ロシアは「北朝鮮のIPアドレスとその他の戦術」によって、攻撃があたかも平壌から行なわれたかのように見せかけていたという。
この報道は、過去数週間の間に、複数のセキュリティ企業から寄せられていた情報とも一致している。情報によれば、これらの攻撃はロシアのハッカーの特徴を示していたという。一連の攻撃は、ドーピング疑惑をめぐってオリンピックへの出場が認められなかったことに対するロシアの報復と見られている。
- 参照元: WaPo
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