KADOKAWA Technology Review
×
【10月31日まで】日本初開催 「Innovators Under 35」候補者募集中
エヌビディアの新研究所、イケア製キッチンでAIロボットを訓練中
Nvidia
知性を宿す機械 無料会員限定
This Ikea kitchen might teach industrial robots to be less dumb and more helpful

エヌビディアの新研究所、イケア製キッチンでAIロボットを訓練中

エヌビディアの新しいロボット工学研究所は、イケアのキッチンで訓練を重ね、工場や病院、家庭で役立つ産業用ロボットの開発を目論んでいる。ロボット工学分野でのAIの活用が加速しそうだ。 by Will Knight2019.02.12

最近の人工知能(AI)の進歩にもかかわらず、産業用ロボットは驚くほど愚かで危険なままだ。たしかに産業用ロボットは根気のいる作業を正確に繰り返し実行できるが、環境の変化への対応や新しい何かに取り組めない。そのため、職場でのロボットの活用は大幅に限られている。

エヌビディア(Nvidia)は、機械学習を利用してこの問題を解決しようと考えている。AIに欠かせない専用コンピューター・チップの世界トップメーカーが、人間と協力して働く「コボット(co-bots=協調ロボット)」の賢さと能力の向上のため、新しいロボット研究所をシアトルに開設したのだ。研究所のあらゆる土台になっているのは、イケアによる標準的なキッチンだ。

キッチン研究室の車輪付きの台に取り付けられた1本のロボット・アームで構成されるシステムは、すでにつぼやビン、箱を持ってきては引き出しにしまう日々を送っている。研究所の創設者であり、ワシントン大学のディーター・フォックス教授は、こうした作業によって、工場でもっと難しい作業をしたり、病院で働いたりするために必要なスキルをロボットに身に付けさせるという。「ここはあらゆる課題の見本を示す、理想的な環境だと思います」(フォックス教授)。

キッチンの作業は、見慣れた物を見つけて動かす作業から見慣れない物を扱う作業まで、徐々に難しくなる。すべてがうまくできれば、最終的にロボ …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
Innovators Under 35 Japan 2020

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35」が2020年、日本に上陸する。特定の分野や業界だけでなく、世界全体にとって重要かつ独創的なイノベーターを発信していく取り組みを紹介しよう。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.1/Autumn 2020AI Issue

技術動向から社会実装の先進事例、倫理・ガバナンスまで、
AI戦略の2020年代のあたらしい指針。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る