KADOKAWA Technology Review
×
締切 迫る!【1/31まで】ひと月あたり1000円。
お得に購読できるキャンペーン実施中!
出会い系サイト400万人の分析で分かった、恋人選びの不思議な行動
Leon Neal/Getty Images
コネクティビティ Insider Online限定
Online dating sites give us an intriguing look at how we meet people now

出会い系サイト400万人の分析で分かった、恋人選びの不思議な行動

利用者が急増しているオンラインデートサイトの存在は、人間がどうやって恋愛相手を探すのかを研究する人類学者たちに格好のデータを提供している。米国のあるデートサイトの400万人の行動をネットワーク手法を用いて分析することで、人間の恋人選びについていくつかの洞察が得られた。 by Emerging Technology from the arXiv2019.04.25

過去20年間で、西側世界の多くで、出会いを求めてインターネットのデートサイトを利用する人が増えてきた。西暦2000年、恋人を探すためにインターネットを利用した人は数十万人だった。現在、その数は優に3億人を超えている。

この変化は、人間がどうやって恋の相手を探すのかを研究する人類学者たちにとって大きな意味を持つ。これまでは、十分な量の良質なデータが不足していたため、こうした研究はかなり困難だった。しかし、デートサイトがもたらすデータのおかげで状況は変わった。

人類学者たちは突如として、誰が誰にメッセージを送り、誰が返信しているのかといった情報を手に入れられるようになったのだ。そこから、人間の恋人選びの本質について、かつてないほど多くの洞察が得られるようになりつつある。では、そこから何が見えてくるのだろうか。

 

ミシガン大学のエリザベス・ブルク准教授とマーク・ニューマン准教授が、一つの答えを教えてくれた。両准教授は、ある人気のオンラインデートサイト(サイト名は伏せている)を実際に利用している400万人ほどの行動を分析した。得られた結果は、男性の方が最初に連絡を取る傾向にあるなど、大体予想通りのものだった。しかし一方で、全米各地の人々がどのようにデートしているかに関して、説明はつかないが興味深い違いも見えてきた。

ブルク准教授らは、2014年1月に異性間で送信されたメッセージを集め、それらのメッセージによって形成されたネットワークを分析した。ネットワークの中で、ユーザーは点で表され、ふたつの点の間でメッセージが1回送信されていれば、そこにリンクが張られる。研究者らは特に、互いに送受信が交わされたメッセー …

こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.5
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.5Cities Issue

新型コロナのパンデミックによって激変した都市生活は、ポストコロナでどう変わるのか? 都市部への人口集中が世界で加速する中、環境、災害、貧困といった負の側面をテクノロジーは解決できるのか? 多様な人々が集まり、化学反応が起きるイノベーションの集積地としての役割を都市は今後も果たし続けるのか? 世界の豊富な事例と識者への取材を通して、新しい都市の未来像を描く。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る