KADOKAWA Technology Review
×
ひと月あたり「1000円」お得な夏の購読キャンペーン実施中!
大気汚染が干ばつ被害を緩和? 気候変動対策に新たな難題か
Guang Niu/Getty Images
持続可能エネルギー 無料会員限定
Air pollution may have muted climate change’s impact on droughts

大気汚染が干ばつ被害を緩和? 気候変動対策に新たな難題か

新たな研究により、大気汚染が、気候変動に伴う干ばつの被害を緩和している可能性があることが示された。気候変動問題の解決は、ますます複雑で困難になる可能性がある。 by James Temple2019.05.16

気候変動のせいで、ある地域では水量が増し、他の地域では乾燥が進んでいるのは明らかだ。しかし、ますます頻度や深刻さの増す地球規模の干ばつに対して人間が与える影響を、明確で一貫した形で検出するのは、科学者たちにとって難しい課題だ。自然の気候の差異や、地域的な違い、それに限られたデータなどが障壁となっている。

ネイチャー誌に掲載された新しい論文は、干ばつ時の温室効果ガスの影響が大気汚染によって緩和され、科学的により複雑な状況になっているのではないか、との疑念に対する新たな証拠を提示した。

大気汚染が地球温暖化のレベルを緩和している可能性については、これまでの研究によっても知られていた(「船舶燃料の2020年規制で新たな温暖化のリスクが浮上」を参照)。最新の研究により、本来起こるはずだった土壌水分の乾燥を大気汚染が防いだことで、干ばつを緩 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが主催するグローバル・アワード「Innovators Under 35 」の日本版が候補者を募集している。特定の分野や業界だけでなく、世界全体の重要な課題を解決するイノベーターを発信していく。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.4/Summer 2021
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.4/Summer 202110 Breakthrough Technologies

新型コロナウイルス・ワクチンの開発で脚光を浴びた「メッセンジャーRNA」技術から、人間並みの文章を自在に生成できる人工知能(AI)技術「GPT-3」、電気自動車(EV)普及の鍵を握る「次世代バッテリー」まで。MITテクノロジーレビューが選んだ「世界を変える10大テクノロジー」。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る