KADOKAWA Technology Review
×
【8/15締切】来れ、若きイノベーター! Innovators Under 35 Japan 2022 応募受付中!
ニューヨーク市が200億ドルを投じる「気候変動対策」の中身
Associated Press
持続可能エネルギー 無料会員限定
New York City has big plans—and $20 billion—to save itself from climate change

ニューヨーク市が200億ドルを投じる「気候変動対策」の中身

ニューヨーク市は、甚大な被害をもたらしたハリケーン・サンディの教訓を生かして、気候変動の危機的影響への対策を矢継ぎ早に打ち出している。目立たない防波堤、白い屋根、熱中症の兆候を監視する地域社会プログラムなどは、問題に対処するための戦略の一部だ。 by Mike Orcutt2019.09.25

2012年、ハリケーン・サンディがニューヨーク市を襲い、死者44人、推定被害額190億ドル相当という壊滅的な損害をもたらした。現在同市では、数十億ドルを投じて、再びサンディ級のハリケーンが到来した場合に備えている。 ニューヨーク市長室災害復興回復局のジェイニー・バビシ局長によれば、大西洋海盆でハリケーンの強度が増してきていることは、ニューヨーク市が今後数年間にわたって取り組みを強化せねばならない気候変動による危機的影響の1つに過ぎないという。

ニューヨーク市は海面上昇、降水量の増加、長期化し危険性が高まりつつある熱波に対処してゆかねばならない。バビシ局長は、9月19日に開かれたMITテクノロジーレビュー主催のカンファレンス「EmTech(エムテック)」でこう述べた。さらに、「2050年代までには、摂氏32度を超える日数は3倍になると予想しています」とも語った。

そのため、ニューヨーク市長室は200億ドルを投じて、市の建造環境と地域社会の意識を変えていこうとしている。

ハリケーンがもたらす被害ほど注目を集めないことから、バビシ局長が「サイレントキラー」と呼 …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
こちらは有料会員限定の記事です。
有料会員になると制限なしにご利用いただけます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
購読キャンペーン実施中
日本発「世界を変える」35歳未満のイノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

記事一覧を見る
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.7
MITテクノロジーレビュー[日本版] Vol.7世界を変える10大技術 2022年版

パンデミック収束の切り札として期待される「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)飲み薬」、アルファ碁の開発企業が作った「タンパク質構造予測AI」、究極のエネルギー技術として期待が高まる「実用的な核融合炉」など、2022年に最も注目すべきテクノロジー・トレンドを一挙解説。

詳細を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る