KADOKAWA Technology Review
×
年間購読料が今なら20%オフ! お得な【Winter Sale】実施中
10年以上活動するロシアのハッカー集団、2年ぶりに表舞台に
Photo: The Kremlin by Mariano Mantel CC BY NC 2.0
コンピューティング 無料会員限定
Kremlin hackers are back in the spotlight after 2016 election breach

10年以上活動するロシアのハッカー集団、2年ぶりに表舞台に

姿を消したように見せていたロシア政府の有名なハッカー・グループが、長年にわたって世界各地で活動していることが判明した。 by Patrick Howell O'Neill2019.11.18

2016年の民主党全国委員会(Democratic National Committe)に対する、悪名高きハッキングに関与したグループの1つとして浮上した「コージー・ベア(Cozy Bear)」。ロシア諜報機関のハッカーとして知られるこのグループの足取りは、その後、途絶えていた。

しかし新しい研究で、コージー・ベア(別名デュークス=Dukes)は完全に姿を消したのではないことが判明した。スロバキアのサイバーセキュリティ企業ESETの報告によると、このグループは表舞台から2年以上姿を消していたものの、欧州の少なくとも3カ国の外務省や、ワシントンDCの欧州連合(EU)大使館を標的とした6年に及ぶ諜報活動を活発にしていた。

「ファンシー・ベア(Fancy Bear)」「トゥールラ(Turla)」というコード・ネームを持つロシアの他の2つの高度なハッキング・グループも、侵入された同じコンピューターのいくつかで痕跡が見付かっている。政府の異なる部門(今回の事例では軍と諜報機関)に所属するロシアのハッキング・グループは、重要度の高い標的を狙う際に激しく競争することで知られている。

コージー・ベアによる欧州における一連の政治的標的に対する執拗で繊細な活動では、研究者が「ゴースト作戦(Operation Ghost)」と呼ぶ、新しいマルウェアや戦術が使われた。活動の開始は2013年までさかのぼり、少なくとも2019年6月まで継続された。

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
【冬割】実施中!年間購読料20%オフ!
人気の記事ランキング
  1. America’s new dietary guidelines ignore decades of scientific research 「ステーキとバターを食べよ」米国の新食事ガイドラインが波紋
AI革命の真実 誇大宣伝の先にあるもの

AIは人間の知能を再現する。AIは病気を根絶する。AIは人類史上、最大にして最も重要な発明だ——。こうした言葉を、あなたも何度となく耳にしてきたはずだ。しかし、その多くは、おそらく真実ではない。現在地を見極め、AIが本当に可能にするものは何かを問い、次に進むべき道を探る。

特集ページへ
日本発「世界を変える」U35イノベーター

MITテクノロジーレビューが20年以上にわたって開催しているグローバル・アワード「Innovators Under 35 」。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る若きイノベーターの発掘を目的とするアワードの日本版の最新情報を発信する。

特集ページへ
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る