KADOKAWA Technology Review
×
ひと月あたり1000円で購読できる春のキャンペーン実施中!
アルテミスから嫦娥5号まで
2020年に注目の
宇宙プロジェクト7つ
SpaceX
宇宙 無料会員限定
The seven most exciting space missions of 2020

アルテミスから嫦娥5号まで
2020年に注目の
宇宙プロジェクト7つ

2020年は宇宙関係者にとって2019年に負けず劣らず忙しい年になりそうだ。MITテクノロジーレビューが2020年に注目する7つのミッション/プロジェクトを紹介しよう。 by Neel V. Patel2020.01.06

2019年は宇宙産業の関係者にとって目のくらむような年だった。2020年は、2019年に引けを取らないほど忙しい年になりそうだ。世界中の予定表には、月や火星に向かったり軌道に乗ったりと、たくさんのミッションが予定されている。有人飛行もあればロボットだけのミッションもある。2020年に注目すべき宇宙ミッションを7つ紹介しよう。

1. 4つの火星ミッション(2020年7月)

2020年は火星探査にとって空前の年だ。この赤い惑星に新たな宇宙船を送る別々のミッションが4つもあるのだ。すべて7月ごろの打ち上げを目指している。最大のミッションは、米国航空宇宙局(NASA)の探査車「マーズ(Mars)2020」だ。最新機器をたくさん積み込み、火星に地球外生命体がかつて存在したのかどうか(または今も存在している可能性があるのかさえ)報告を試みる予定だ。ヘリコプター型のドローンを飛ばすことにもなっている。中国は「火星1号(Huoxing-1)」という独自の探査車で90日間にわたって火星の地形と大気を調査しに向かう。欧州宇宙機関(ESA)とロシアの国営企業ロスコスモス(Roscosmos)は、共同で探査車「ロザリンド・フランクリン(Rosalind Franklin)」を打ち上げようとしている。DNA構造の発見に貢献した化学者にちなんで名付けられた同探査車は、その名にふさわしく、生命の痕跡を探す予定だ。そして最後に、アラブ首長国連邦(UAE)は人工衛星「ホープ・マーズ・ミッション(Hope Mars Mission)」を送り、上空から火星の大気化学の調査をすることになっている。

2. 商業乗員輸送(2020年第1四半期)

ついに、2011年以来久しぶりに、米国人宇宙飛行士が米国の地から宇宙に飛び立つ(ことを願っている!)。スペースX(SpaceX)とボーイングは、安全試験と飛行実証試験の最終段階に入っており、その後、それぞれの宇宙船「クルー・ドラゴン(Crew Dragon)」および「スターライナー(Starliner)」でNASAの宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶ予定だ。両社とも、ひとまず2020年の第1四半期を目指して自社初の有人宇宙飛行を成し遂げようとしている。「商業乗員輸送プ …

こちらは会員限定の記事です。
メールアドレスの登録で続きを読めます。
有料会員にはメリットがいっぱい!
  1. 毎月120本以上更新されるオリジナル記事で、人工知能から遺伝子療法まで、先端テクノロジーの最新動向がわかる。
  2. オリジナル記事をテーマ別に再構成したPDFファイル「eムック」を毎月配信。
    重要テーマが押さえられる。
  3. 各分野のキーパーソンを招いたトークイベント、関連セミナーに優待価格でご招待。
【春割】実施中! ひと月あたり1,000円で読み放題
10 Breakthrough Technologies 2024

MITテクノロジーレビューは毎年、世界に真のインパクトを与える有望なテクノロジーを探している。本誌がいま最も重要だと考える進歩を紹介しよう。

記事一覧を見る
気候テック企業15 2023

MITテクノロジーレビューの「気候テック企業15」は、温室効果ガスの排出量を大幅に削減する、あるいは地球温暖化の脅威に対処できる可能性が高い有望な「気候テック企業」の年次リストである。

記事一覧を見る
フォローしてください重要なテクノロジーとイノベーションのニュースをSNSやメールで受け取る